❶「CGS 日本再生スイッチ」で神谷氏、ケント氏と対談(2016年3月19日)
在日米軍に対する正しい認識を! 〜被害者ビジネスの裏側〜【CGS 日本再生スイッチ】
『チャンネル桜』に出演しました(2016年3月18日)
「チャンネル桜」我那覇真子さんと対談(2016年3月19日)
【沖縄の声】特番!公開質問状に沖縄2紙いまだ回答なし、ロバート博士と振り返る県2紙の山城議長逮捕報道
「三陸新報」にロバート博士の「大島っ子夢と将来基金」の創設の記事が掲載(2016年3月16日)
米海兵隊元幹部 夢と将来基金創設
「大島の子供たち支えたい」
震災時、気仙沼市大島で「トモダチ作戦」を展開した米海兵隊の元幹部で、政治学博士のロバート・D・エルドリッヂさん(48)=沖縄県在住=が、「大島っ子と将来基金」を作った。地震の著作の印税を原資に、子供たちの活動を支えていく。
エルドリッヂさんは、日米関係などを研究する政治学者だが、昨年5月まで通算7年間、米海兵隊の幹部職員として所属。震災時には大島にも入り、被災者を支援する友達作戦で汗を流した。現在も都民との交流を続けている。
7月には、トモダチ作戦の様子や大島の歴史、現場等を綴った「大島と海兵隊の物語」を大手出版社から刊行する予定で、この印税で基金の造成。気仙沼市議や元国会議員、海兵隊員らで構成する基金の会メンバーの寄付も充て、今後は会員を増やしていく。
教育、文化、スポーツ、国際交流などの分野で大島の子供たちを対象にした活動を行う個人、団体に、基金から補助金を交付する。震災時に生まれた子供が成人するまでと、今後15年間続ける予定。本の出版はまだ先だが、申請は受け付け、先行して交付もする。
エルドリッヂさんは「あれだけの被害を受けながら大島の子供たちは明るく前向き。心の復興に支援するとともに、未来に投資したい」と話している。申請、問い合わせはEメールで
「産経ニュース」にKAZUYA氏『危険な沖縄』の書評掲載(2016年3月13日)
「産経ニュース」に京本和也氏『危険な沖縄』の書評掲載(2016年3月13日)
日本人はどこか物事に対して遠慮がちな面がある。それは日本的な奥ゆかしさであり美点だが、時に物事の本質を避け、問題を先送りする欠点にもなる。これは、特に現在の沖縄問題に当てはまるのではないだろうか。
本書の著者であるギルバート氏とエルドリッヂ氏は、共に長い間日本を見てきた親日米国人だ。日米では文化や考え方の部分で違いがある。だからこそ2人の対談は、日本人の自分からすると新鮮かつ刺激的で問題点にずばりと切り込む様子が爽快だ。
沖縄メディア、基地反対活動家の実態、基地問題、安保法制、日米同盟、翁長雄志沖縄県知事などについて論じられた本書を読めば、テレビや新聞などでは見えてこない沖縄、ひいては日本の姿が見えてくるだろう。
昨年、作家の百田尚樹氏が「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」などと発言して話題になった。エルドリッヂ氏はあるパーティーで親交のある沖縄タイムスの編集委員に海兵隊のインターンシップを紹介する記事をお願いしたという。すると編集委員は「基地問題がある限り、米軍にとっていいことは書かない」と言ったそうだ。
沖縄メディアには「沖縄は被害者」「米軍は常に悪」というフィルターもある。情報のゆがみを正すためにも2人は沖縄の被害者意識と、本土の加害者意識を捨てよと指摘する。こうしたフィルターがかかっていては公平な報道などできるはずがなく、反対意見は徹底的に抹殺され、健全な社会は築けない。
安倍政権を評価しつつ、自民党の体たらくについては批判もする。日米関係もいつどうなるかわからない。日米安保は重要だが、そこに安住しているだけではいけない。
さまざまな問題を指摘し、憲法改正についてもギルバート氏は「この際、やっちゃおう!」と語りかける。実にストレートな語り口であるが、2人は日本人に自立を促しているのだ。耳の痛い部分もあるかもしれない。しかしストレートな指摘は日本に対する愛情なのだろう。読了後は妙にすっきりした気分になる。(ケント・ギルバート、ロバート・D・エルドリッヂ著/産経新聞出版・1300円+税)
評・KAZUYA(動画製作者)