『西日本新聞』に熊本県立大学の講演が紹介されました(2018年3月17日)


五百旗頭 真 理事長と対談

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/401758/

熊本市東区の県立大で14日、創立70周年記念講演会があり、2011年の東日本大震災で米軍が展開した救援活動「トモダチ作戦」の立案者で、元在沖縄米海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏が、「東日本大震災とトモダチ作戦」と題して話した。同大の五百旗頭(いおきべ)真理事長との対談も行った。

エルドリッヂ氏は東日本大震災発生時、在沖縄海兵隊の先遣隊に参加。その時に役立ったのが、神戸大大学院留学中に体験した1995年の阪神大震災の教訓だったといい、「人生ではいろんな不幸を体験するが、それを将来に積極的に生かすことが大事。熊本地震の体験も将来に活用してほしい」と呼びかけた。

東日本大震災で、海兵隊は甚大な被害に遭った仙台空港を数日で救援の拠点に使えるように復旧した。エルドリッヂ氏は「日本政府は立派な管制塔や滑走路に戻すのが復旧だとして、1年かかると考えていたが、われわれには離着陸ができるようにすることが最優先だった」と振り返った。

五百旗頭氏も対談で「危機のときは平時と違うルールがある。一番重大なことのために真っすぐに動くことが大事だ」と強調した。

=2018/03/17付 西日本新聞朝刊=


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です